Cheer Up!吹奏楽


私の吹部時代





◆当時の担当楽器

トランペット

◆吹奏楽部に入っていた時期

中学校、高校の6年間です。

◆吹奏楽部に入部したきっかけ

小学校5年生で鼓笛隊に入り、トランペットを担当。中学では体格が気に入られ見学時に即入部させられました。

◆トランペットを選んだきっかけ

小学校1年生の時、全校朝礼で鼓笛隊の演奏を聴いてそれに感動したことです。特にトランペットの魅力に圧倒されました。


◆どんな練習方法が記憶に残っていますか?

中学時代の腹筋。(音楽とは全く関係なかったが、体が鍛えられた。)
高校時代の野球。(これも音楽とは全く関係なかったが、楽しかった。)
今振り返ってみると、楽器的にも音楽的にも良い練習方法は無かったように思いますが、それが今何かに悪い影響を及ぼしたかというとそれは全くありません。逆になかなか上達しない中であれこれ悩んでやってみたことが素晴らしい経験になったと思います。
練習というものは、それが何のための練習で、何につながっていくのかを認識することが大切なのだと思います。そして、努力し続けるためのエネルギー源は、全く個人的な「楽しさ」「気持ちよさ」だと思うのです。独りでそれをみつられた時、人は飛躍的な成長をしたりするのだと思います。


◆思い出深い曲、好きな曲について教えて下さい

・シンフォニアノビリッシマ
・ドボルザーク 新世界より
・ドボルザーク第8番 イギリス
・ローマの松
・ラベル 亡き王女のためのパバーヌ
・こうもり序曲
他にもたくさんありますが、これらが演奏した中でも特に強く印象に残っている曲です。それぞれのメロディーは今の私の音楽に影響を与えていると思います。
でも昔すぎて正直思い出せていません!


◆吹奏楽コンクールの思い出

銀賞ばかりで悔しかったのを覚えています。


◆失敗談があれば教えて下さい

ポップスの曲のソロで唇が疲れるとすぐ1オクターブ下げてしまう癖があり、よく笑われていました。


◆吹奏楽部に入って得たことは何ですか?

素晴らしい楽曲に出会えたこと。
生涯の友だちができたこと。


◆他にも思い出話や、吹部時代を振り返って感じることはありますか?

たくさんの苦労がありましたが、その時に悩んだことが今となっては大きな財産になっています。
それと、私はたくさんの失敗を経験しましたが、そこには素晴らしいステップアップのヒントが詰まっていることを忘れないでください。


◆現役吹部生へ応援メッセージをお願い致します

音楽は協働作業によってつくられていく芸術です。自分以外の人がどのように感じているかを知り、互いに協力して繋がっていくことが大切だと思います。
でもそのために、まず必ず必要なのが、自分自身の音楽です。
自分の音楽が自分の中で、大切な気持ちの良いものとして育っていくことが重要です。なぜならそれが、人に伝わる「自分が感じている音楽」だからです。
音楽は、自分の感覚を中心に、でも他の人もそれぞれが自分の感覚が中心なのだということを忘れずに頑張って一緒につくってください。
そこで起こる矛盾や共鳴が、感動を生み出すのだと思います。
頑張ってね。




プロフィール:
原 朋直(はら ともなお)
音楽家、ジャズトランペット奏者、作曲家、教育者

1966年生まれ。
大学在学中よりジャズの演奏活動を開始、卒業後、本格的に音楽の道へ進む。
1990年代、日本ジャズ界に巻き起こった若手ミュージシャンによる一大ムーブメントの先頭に立ち活躍。
1996年の初リーダー作『Evidence for My Music 』以来、多数のリーダー・アルバムを発表。その他数多くの作品に参加する。
演奏活動においてはジャズに留まらず、クラシック等の演奏にも挑戦し"一万人の第九コンサート" "佐渡裕ヤング・ピープルズ・コンサート"などにゲスト出演し、好評を博す。
また、テレビ番組『情熱大陸』で活躍が紹介され話題となった他、北野武監督の映画『ブラザー』やNHK-BS『ワールドニュース』のオープニング・テーマの演奏、ヤマハのCMへの出演及び楽曲の提供、『題名のない音楽会』への出演など、活動の場は広い。
海外のトップ・アーティストとの共演も多く、アメリカ、ヨーロッパ、アジアのジャズ・イベントにも多数出演する。
現在は自己のユニット"原朋直グループ"(Tomonao Hara Group)を中心に活動し、また教育活動においては日本各地でのクリニックや音楽講座を展開中。
洗足学園音楽大学教授


CD情報
ゴミ・ジャム・レコードのサイト内、ALBUMをご覧ください。
https://gaumyjamrecords.tumblr.com/album

原朋直 Official Site
http://tomonaohara.com/

Twitter
https://twitter.com/tomonaohara

Facebook Page
https://www.facebook.com/tomonaoharamusic

Gaumy Jam Records(ゴミ・ジャム・レコード)
http://gaumyjamrecords.tumblr.com

Gaumy Jam Records Twitter
https://twitter.com/gaumyjamrecords

Gaumy Jam Records Facebook Page
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<Cheer Up!関連リンク>

原朋直インタビュー(2020年)
http://www.cheerup777.com/hara2017.html
原朋直グループ『Time In Delight』インタビュー(2017年)
http://www.cheerup777.com/hara2017.html




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