◆当時の担当楽器 トランペット ◆吹奏楽部に入っていた時期 小学校、中学校、高校 ◆吹奏楽部に入部したきっかけ 兄が先に入部していたし、全校朝会等で吹奏楽部の演奏を聴いて惹かれるものがあったので。 ◆その楽器を選んだきっかけ 半ば自動的というか、部活の方針として男子は最初にトランペットに配属されるのが慣例とされていて、自分も例外にもれず最初からトランペットでした。 トランペットはマウスピースが金管楽器の中では小さい方なので、そこからトロンボーンやチューバなど大きなマウスピースの楽器に転向しやすからという顧問の先生の考えだったかと。 ◆どんな練習方法が記憶に残っていますか? 小学校の時は腹式呼吸の練習で廊下に寝そべって太鼓の合図に合わせて息を吸ったり吐いたりしてました。公に廊下に寝っ転がれる事が嬉しかったのを覚えています。 僕が行っていた小学校の吹奏楽部は基礎練習も結構ちゃんとしたメソッドを毎日繰り返しやっていて今思えばそれが上達するのにとても役にたったような気がします。 吹奏楽部は夏休みに吹奏楽コンクールの練習をして冬休みにはアンサンブルコンテストの練習をしてという感じなのでとにかく長期の休みはずっと部活動に明け暮れていた印象があります。 夏休みや冬休みにあまり人のいない校舎に入れるのがちょっと好きでした。 合宿の時に勝手にプールに忍び込んだり、教室のストーブで色々な食べ物を焼いたりしてたのが懐かしいです。 マラソンとか筋トレとかさせられてましたね。 ◆思い出深い曲、好きな曲について教えて下さい 「風紋」 コンクールの課題曲で叙情的でカッコいい曲だったなぁと何となく記憶してます。 「饗応夫人」 こちらもコンクールの課題曲で初めて現代音楽に触れた瞬間でした。 「マーチ エイプリル メイ」 こちらも課題曲で曲名が刺激的でした。 「ライスラボニータ」 小学生の頃に青森の万博でこの曲でソロをとったのが記憶に残ってます。 「シングシングシング」 ブラスバンドの定番の曲ですがやはりソロをとったので印象に残ってます。 「夜空のトランペット」 言わずと知れたニニロッソの名曲ですがこれもソロをとったので印象深い曲です。 「士官候補生」 初めて演奏した曲です。 ◆吹奏楽コンクールの思い出 高校生の時に普門館に行けた事。 中学生の時にアンサンブルコンテストで全国大会に行けた事。 金賞は一つではない事を知った事。 ◆失敗談があれば教えて下さい 高校の時、合宿中に非常ベルを押してしまって消防署の方が学校まで来てしまった事。 ◆吹奏楽部に入って得たことは何ですか? バスケットボールが上手くなった。 サッカーが上手くなった。 持久走が速くなった。 音楽との出会い。 友人との出会い。 ◆他にも吹部時代を振り返って感じることはありますか? 音楽に出会うことができ幸せです。 吹奏楽部での日々が今の自分の大切な一部分を形成しています。 顧問の先生や友人に心から感謝しております。 ◆現役吹部生へ応援メッセージをお願い致します 一緒に苦労した友人とは一生繋がっていける友情が生まれると思います。 精一杯やればコンクールに勝っても負けてもどんなに失敗をしても、全力で取り組んだという経験は決して無駄にはならないと思います。 音楽に出会ったのだから気持ちを開いて音を身体一杯感じながら楽しんで演奏して沢山いい時間を過ごして欲しいです。 類家心平 プロフィール: 1976年4月27日、青森県八戸市で版画家の次男として誕生する。 小学生の時にブラスバンドでトランペットと出会う。 中学生の時にアンサンブルコンテスト全国大会で金賞を受賞。 高校生の時に父の影響でマイルスデイヴィスの音楽に触れ、ジャズに開眼する。 高校卒業後、海上自衛隊の音楽隊でトランペットを担当。国内外での演奏活動を行う。 退官後ジャズトランペットを高瀬龍一氏に師事。 2004年にSONYJAZZから、ジャムバンドグループ「urb」のメンバーとしてメジャーデビュー。3枚のアルバムをリリースし2004年12月には「タイ国際ジャズフェスティバル」で高い評価を受ける。 2006年に自身のジャズカルテット「Shinpei Ruike 4 piece band」を主催。 2007年に「菊地成孔ダブセクテット」(菊地成孔sax,坪口昌恭piano,鈴木正人bass,本田珠也drums,パードン木村livedub)に参加。3枚のアルバムをリリース。オーチャードホール、フジロックフェスティバル、ブルーノート東京の公演等で注目を集めている。 その他山下洋輔氏との共演や板橋文夫グループ等で活躍。 活動のフィールドはジャズに留まることなく元「ビート・クルセイダース」のケイタイモ率いる「WUJA BIN BIN」や「LUNA SEA」のギタリストSUGIZOが率いるユニット、菊地成孔率いる「DCPRG」にも参加。またジャズを題材としたアニメ「坂道のアポロン」やNHKのドラマ「ロンググッドバイ」では劇中のトランペットを担当するなど活躍の幅を広げている。 「類家心平 4 piece band」では2009年にファーストアルバム「DISTORTED GRACE」をリリース。2011年には菊地成孔氏のプロデュースで2作目「Sector b」をリリース。2013年にはバンドメンバーを再編成し「RS5pb(類家心平 5 piece band)」としライブレコーディングによる3作目のアルバム「4AM」をリリース。 2014年にはピアニスト中嶋錠二氏とのデュオによるアルバム「N40°」をリリース。 2016年に「RS5pb」としての初のスタジオレコーディング盤「UNDA」をリリース。 2017年には参加ユニットRM jazz legacy『2』、KYOTO JAZZ SEXTET『UNITY』をリリース。 類家心平 Official Web http://ruike.daa.jp/ ruike's blog http://ruike.exblog.jp/ 類家心平 公式facebookページ http://www.facebook.com/shinpei.ruike RS5pb (ruike shinpei 5 piece band) official twitter https://twitter.com/RS5pb RS5pb web site https://www.facebook.com/RS5pb-1436568036593116/ T5 Jazz Records(類家心平 / UNDA 紹介ページ) http://www.t5jazz.com/p/t5j-1012.html <Cheer Up!関連リンク> RS5pb『RS5pb』類家心平インタビュー(2020年) http://www.cheerup777.com/unity4.html Shinpei Ruike Quartet『Lady's Blues』インタビュー(2019年) http://www.cheerup777.com/ruike2019.html KYOTO JAZZ SEXTET 『UNITY』インタビュー(2017年) http://www.cheerup777.com/unity4.html RM jazz legacy『2』コメント参加(2017年) http://www.cheerup777.com/rm3.html 類家心平『Unda』インタビュー(2016年) http://www.cheerup777.com/ruike_unda.html KYOTO JAZZ SEXTET『MISSION』特集 コメント参加(2015年) http://www.cheerup777.com/kjs3.html |