「オーケストラの響き」と題して、オーケストラの団員にご登場頂きオーケストラでの生活や音楽人生についてじっくりお伺いする新しいインタビュー企画、第二回目のお客様は仙台フィルハーモニー管弦楽団ホルン奏者 溝根伸吾さんにご登場頂いた。
溝根さんは2013年に仙台フィルハーモニー管弦楽団に入団。若手メンバーとしてオケを盛り上げることにも一役買っている。Twitterでいつも楽しげに仙台フィルの情報を発信なさっている溝根さんってどんな方なんだろう?とずっと気になっており、今回はオーケストラや教えるお仕事のことはもちろん、音楽人生、読書・ピラティスなど趣味のお話、おすすめのクラシック曲までたっぷりとお伺いした。溝根さんの魅力をぜひ知って頂きたいと思う。(2018年7月)


---2013年に仙台フィルハーモニー管弦楽団(以下:仙台フィル)に入られたそうですね。その前はどこか別の楽団に入っていらっしゃったのでしょうか?

溝根:2013年3月まで大学院生をやっていて、2013年3月に仙台フィルに入団しました。
学生生活と一ヶ月かぶってるんですよね。大学3年生からいろんなオーケストラのオーディションを受けていて、10楽団ぐらい受けまくってやっと入れた!みたいな感じです(笑)。

---それまで仙台にいらしたことは?

溝根:いとこが昔仙台に住んでいたので遊びに行ったり、入団前にエキストラで仙台フィルで演奏したり、何度か来ていましたね。

---仙台フィルに入って、この5年間を振り返ってみていかがですか?

溝根:入って良かったなーと思います。仙台フィルはすごくアットホームな雰囲気で和気あいあいとしつつも、真面目にひたむきに音楽に取り組んでいる人ばかり。最近若手が増えてきて、みんなで楽しくつるんだり・・・すごく楽しいです。

---仙台フィル以外に、学校の吹奏楽部を教えるお仕事もされているそうですね。

溝根:そうですね、学生時代から教えに行ってるところもありますし、僕の高校の後輩が音楽の先生をやっていてそれで教えに行くようになったところもあります。
頻度はまちまちですが、東京・仙台あわせて5〜6校ぐらい教えてますね。

---宮城学院女子大学でも教えていらっしゃるとか。

溝根:はい。ちょうど今も宮城学院でのレッスンを終えてきました。ホルン専攻が2人いてレッスンしたり、今日は初めて木管五重奏など室内楽のレッスンをしました。

---いまちょうど吹奏楽コンクールの季節ですよね。学生さんなど皆さん頑張っている時期だと思います。
吹部フレンドの皆さんにメッセージを頂けますか?


溝根:コンクールを頑張っている学校にありがちなんですけど、賞を取ることが目的になってしまって、手段が目的になっちゃってるときがあると感じます。

最初は楽器が面白そうとか、音を出してて楽しいとか、仲のいい友達がいたから入ったとか、小さい理由だったと思うんです。賞をとるために入った人というのはあまりいないと思うし・・・。
なんで自分は楽器をやってるんだろう?音楽をやってるんだろう?ということにたまに立ち返ってみるのがいいんじゃないかと、自分が指導している中でも思いますね。

---ありがとうございます。なにごとでも初心を大事にしたいですよね・・・。
ホルンの初心者に聴いてほしい、おすすめの曲があれば教えて頂けますか?


溝根:まずはモーツァルトのホルン協奏曲ですね。
宣伝になっちゃいますけど僕が吹いてるホルン協曲の動画もYouTubeに上がっています。ナチュラルホルンで吹いています。ナチュラルホルンは昔の形をした楽器ですね。管をぐるっと巻いただけでヴァルヴがないんです。特殊な方法で演奏します。







---ここからは溝根さんの音楽ヒストリーをお伺いいたします。
まず、4歳からピアノを習っていたということについて詳しく伺えますか?


溝根:母が音大出身で声楽専攻だったんですよ。ピアノの先生も、母が習っていた先生が近所にいらっしゃったので習いに行きましたが、嫌で仕方なかったです。
家でもまた母がピアノを教えるので、練習しないと怒られるし(笑)。
でも、大学に入るまでやってましたね。入試にも必要だったのでやってて良かったなと思います。大学でも教職課程をとっていて副科ピアノもとらなきゃいけなかったですし。

---ホルンに出会ったきっかけを教えて下さい。

溝根:小学校5年で学校のオーケストラに入って。珍しいんですが、目黒区立の公立学校にオーケストラがあったんです。オーケストラが割と盛んで、コンクールでも東日本大会で賞をもらうようなところでした。

最初はなんとなくトランペットがやりたかったんですけど、人気なのでもう埋まっていて、空いてたのがトロンボーン、ホルン、ユーフォニアムでした。この3つのパートを2週間ぐらいで回ってみて、何を思ったのか「ホルンが吹きやすいです」と言ってホルンになりました。

---小学校ではどんな練習をされたんですか?イベントも多かったのでしょうか?

溝根:楽器でどうこうというより、ドレミで歌って音程をとってというのが先生の指導法だったので、練習法は覚えてないですね。
6年生のときはコンクールに出たり地域のお祭りで演奏したり、東京文化会館で文化的なイベントに出たり。クラシックだけでなく、歌謡曲なども演奏しました。

---中学校では吹奏楽部に入っていらしたとか。

溝根:中学の吹奏楽部はちょっと弱小で、そんなに盛んではなかったのでバレーボール部と兼部してました。活動日もかぶってなかったので、毎日どっちかの部に出てるみたいな(笑)。

---吹奏楽コンクールには出られましたか?

溝根:出ました。小学校はオーケストラが盛んだったので、中学でも自分は上手いと思って吹いていて、でも部としては盛んというわけではなかったので結果はあまり付いてこなくて・・・。地区大会で銅賞とか銀賞とか。

---高校でも吹奏楽部に入られたのでしょうか?

溝根:高校ではオーケストラ部に入りました。
高校を選ぶ基準が、オーケストラのある学校か吹奏楽の盛んなところだったんです。どちらかに行きたいと決めていて、第一志望のオーケストラが盛んな高校に受かりました。
落ちていたら吹奏楽の強いほうの高校に行ってたと思います。
そこに入ってたらまた違う人生だったかもしれない。

その高校のオーケストラのいいところはプロの先生をよんでレッスンして頂いたり、指揮者も学生指揮者ではなくプロの先生をお呼びして交響曲を一楽章から四楽章まで通して演奏したり。

高校に入ってからソロのコンクールに出るようになってそれが音大に行きたくなるきっかけだったんです。
結果が付いてこなくて悔しくて、そこから高いレベルでホルンをやりたいなあと思うようになりました。本格的に音大を目指すようになりました。

---そして東京藝術大学、大学院と進まれて。藝大ではどんな先生に師事されたのですか?

溝根:守山光三先生という、昔ドイツで活躍されててベルリンフィルでの演奏経験もある先生です。優しい先生ではあるんですけど、目指してるレベルがとても高いので言うことは言うし、理論で説明して下さるすごくいい先生です。

守山先生は僕が大学院1年のとき定年で退官されて、違う先生に師事するようになったのですが、日剛先生に習うことが出来ました。先生は当時N響にいらしたので、エキストラでN響の1番のアシスタントに呼んで頂いたりいろいろな仕事で使って頂いて。現場で鍛えて頂きました。

---アシスタントとはどのようなことをされるのですか?

溝根:一番ホルンの奏者はソロが多いので、全員で演奏するところなどではスタミナを温存しておきたいんですよね。なので、そういうところを代わりに吹く奏者がいることがあって、それをアシスタントと呼びます。

---藝大の卒業演奏ではどのような曲を吹かれたのですか?卒業論文も書かれたのでしょうか?

溝根:卒業演奏は、グリエール作曲の「ホルン協奏曲」の第一楽章でした。
論文は大学院の時だけでしたね。修士論文です。ホルンとヴァイオリンとピアノという室内楽編成があるんですけど、その歴史について書きました。

---仙台フィルに入ってからミュンヘンに留学もされたそうですね。
それはどんなきっかけだったのでしょうか?


溝根:大学のホルン専攻のみんなで行く合宿があって、たまたま守山光三先生と二人で大浴場に入っていたことがあって、先生が「西洋音楽やるなら一度はヨーロッパに行かないとね」と、ぼそっとおっしゃって。それがずっと頭の中に残って・・・。

それはそうだなと思うところもあるし、本当なのかな?と思うところもあるし、確かめに行きたいなというところもあって。
ただ、オーケストラに入る前に留学するのもリスクがあるので、オーケストラに入ってから留学できたのが一番いい形で良かったのかなと思いますね。

---ミュンヘン音楽演劇大学で、ヒンターホルツァー先生に師事なさったとのこと。
どんな先生なんですか?


溝根:年齢で言うと現在40歳ちょっと過ぎくらいで、教授にしてはだいぶ若いですね。
若くして教授になる実力がある人で、すごく人格者で、教えるのもうまいし真面目で気さくな人柄です。

---ヒンターホルツァー先生はどこかのオーケストラにいらしたんですか?

溝根:教授になる前にやめられたんですけど、ザルツブルクのモーツァルテウム管弦楽団という有名なオーケストラにいらっしゃいました。
モーツァルトのホルン協奏曲、CDも出ていてすごく素敵な演奏です。是非聞いてみてください。

モーツァルト:ホルン協奏曲集(全曲)
/モーツァルテウム管弦楽団 ヒンターホルツァー(ホルン)




---ドイツの食べ物はいかがでしたか?

溝根:ビールが美味しいですね!種類がめちゃくちゃ豊富なんです。自分の好きな味を探してみたりとか。
食べ物はポテトと肉ばっかりですね(笑)。

---せっかくのヨーロッパ滞在中、あちこち回られたんですか?

溝根:そうですね。ただ半年しかいなかったから、ザルツブルクとウィーンとベルリンしか行けなかったんです。

一番教わりたい先生と、一番好きなオーケストラがたまたま同じ街にあったのはの僕にとっては幸運なことでした。
先生で行きたい街(ミュンヘン)を選んだんです。そしたら世界で一番好きなオーケストラのひとつ、バイエルン放送交響楽団もそこにあって。よく聴きに行きました。

---バイエルン放送交響楽団の演奏で思い出深いことがあれば教えて頂けますか?

溝根:モスクワで聴いたベートーヴェンの運命が一番良かったです。
5年前、仙台フィルでロシア公演に行ったんですけど、ちょうどバイエルン放送交響楽団のコンサートがあって聴きに行くことが出来ました。




---ここからはプライベートなこともお伺いしたいです。
まず、読書がお好きだそうですね。どんな本を読まれるのですか?


溝根:大学に入ってから守山先生もすごく本を読まれる方で「たくさん読みなさい」と言われましたね。
本は昔から好きで、例えば小学生のときはシャーロック・ホームズとか。中学の時はミステリーですね。綾辻行人さん、島田荘司さん。その辺の日本のミステリーを読んでましたね。
仙台で言ったら今は伊坂幸太郎作品大好きで、もう十数冊ぐらい読んでます。

---伊坂さんの作品でおすすめはありますか?

溝根:さらっと読める作品も重厚な作品もいいですね。「魔王」が割と重い話なんですけど、そういうのも結構好きです。

---音楽関連本も読まれるのですか?

溝根:読みますよ。作曲家に関する本、例えばブラームスの手紙の本とか。
マーラーの奥さんが書いた本なんて面白いですよ。

---ピラティスもされているそうですね。名前はよく聞きますがヨガみたいなものなのでしょうか?

溝根:インナーマッスルを鍛えるんです。体のコアを作るということですね。

---楽器演奏でも大事なことでしょうね。習いに行かれているのですか?

溝根:はい。不思議な経緯なんですけど、藝大には楽理科というのがありまして、音楽の理論で"楽理"ですね。そこの同級生が、卒業してからなぜかピラティスのインストラクターを目指していて、まあ色々あったみたいなんですけど・・・そのタイミングで飲み会で話す機会がありまして。
インストラクターの資格を取るために何十時間か教えなきゃいけないと言うので、僕が興味があると伝えたら、「1回来る?」ということになって、行ってみたらすっきりするし気分も変わるし凄く良くて。
東京にいる時はそのまま継続でレッスンで見てもらっていました。
仙台では今年に入ってから再開して、月一回先生のところに通っています。

---やはり体が整ってくる感じなのでしょうか?

溝根:そうですね。何もしないとどんどん肩が凝ってしまいますからね。演奏でもずっと同じ姿勢でいるだけでもきついですし、やはり緊張もしますしプレッシャーもかかりますし。少し無理が出てくる部分がありますから。

---カフェ巡りもお好きだとか。

溝根:ここ(注:インタビュー場所のカフェモーツァルト)も好きですし、北四番丁にあるビジュゥっていうお店も好きですね。パンネクックなど食べ物もコーヒーも美味しくて。
東京にもお気に入りの店があります。

---お店の名前をぜひ伺いたいです!

溝根:中目黒のカフェ・ファソンというお店です。店の大きさも程よくて、すごく混み合ってるわけでもなく。店員さんがすごく気さくで、僕も常連になったので「季節限定のケーキに合うコーヒーください」なんて頼み方をして。ざっくりとした頼み方ですが(笑)。

---東京に行く時はぜひ立ち寄ってみたいですね。
映画は観に行かれますか?


溝根:映画も好きですね。「シンゴジラ」や「君の名は。」など観に行きましたね。
仙台フィルの同世代の友達と観に行くことが多いです。「スター・ウォーズ」もチェロの吉岡知広君とコントラバスの名和俊君と観に行きましたし、その辺のメンバーとよく遊んでいます。

---クラシック以外ではどんな音楽を聴かれますか?

溝根:スピッツですね。小学校2年ぐらいからスピッツ一筋です。

---スピッツのライブもよく行かれるんですか?

溝根:昔、2回行きましたね。今も行きたいけど、なかなかタイミングが合わなくて。

---他のジャンル、例えばジャズなども聴かれますか?

溝根:家では聴かないですけど、勾当台公園の方にジャズを流してくれるカフェがあってそこのマスターのおすすめを聴かせてもらったりはします。

---では、やはりメインはクラシックを聴かれるのでしょうか?

溝根:いや家では趣味で聴くことは少ないですね。

---子供の頃、クラシックを聴き始めの頃に好きだった曲を教えて頂けますか?

溝根:よく覚えてるのは小学校5年生ぐらいの時にホルンを始めたっていうのもありますし、それまでピアノがすごく嫌いだったんですけど、ベートーヴェンの「エリーゼのために」を弾いて、「クラシックいいなー」と思い始めました。
あとはバッハの「G線上のアリア」がすごく好きでしたね。

---ご自身にとって特別だなぁ〜!と思う作曲家はいますか?

溝根:多くのオーケストラプレイヤーがそうだと思うんですけど、ブラームスは好きかな。
大学院の修士論文で書いたホルンとヴァイオリンとピアノの三重奏、これは基本的に有名な曲は1曲しかなくて、ブラームスの「ホルン三重奏曲」って言うんです。
ホルンにとってはすごく重要なレパートリーですし、曲もすごくいい。

---お好きな指揮者は?

溝根:ご高齢ですけどブロムシュテットっていうドイツの指揮者。あの人は素晴らしいですね!
先ほどお話した、N響でエキストラで呼んでもらい先生のアシスタントをした時に、チャイコフスキーの5番をブロムシュテットさんが指揮したんですけど本当に素晴らしかった。
その後も、バイエルン放送交響楽団やウィーンフィルの演奏を聴きましたね。

---ホルンと関係なくクラシックでお好きな曲、溝根さんとっておきのおすすめ曲をも教えて頂きたいです。

溝根:ちょっとマニアックなんですけど・・・。
チャイコフスキー作曲のくるみ割り人形。有名なのは組曲になったものですが、それではなくて"バレエの全曲版"というのがあるんです。その中の「冬の松林」。
くるみ割り人形って女の子が夢の世界に行く話なんですけど、その夢の世界に行く時の曲ですごく幻想的で深みがある曲で、すごく好きなんですよね。

あとはピアノの曲で、ブラームス「6つの小品 Op.118」っていうのがあって、2曲目の「インテルメッツオ」という曲がすごく素敵です。

---ありがとうございます!じっくり聴いてみます。
ところで、Cheer Up!ではインタビューさせて頂いた方に「Cheer Up!ミュージック」、たとえばこれを聴くと元気が出るとか、落ち込んだ時に聴きたくなるとか、ご自身のとっておきの音楽を伺うのが恒例なんですよ。アルバム1枚でも1曲でも結構です。
溝根さんにとってのCheer Up!ミュージックを伺えますか?


溝根:やはりスピッツですね。その時々の自分の中の流行りでアルバムを聴いているから、これ1枚!っていうのはないなあ〜。
今だったら、「1987→」っていう曲ですね。結成30周年記念的な曲で、たまたま僕が生まれた年と一緒で。
自分の生まれた年の題名っていうのも嬉しいし、朝に聴いて「今日も一日頑張る!」的な(笑)。




---明朗快活なイメージの溝根さんでも、ときには落ち込むこともあるんですか?

溝根:そうですね。それで気分転換として本を読んだりとか、漫画もよく読みますね。
メジャーどころで言うと「ワンピース」は好きですし、最近改めて「HUNTER×HUNTER」を読んだり。
コアなところでは「最終兵器彼女」。まあそれは普段から読むわけじゃないんですけど、すごく印象的な作品だったなぁと思います。
弟も漫画が好きで、弟が「ワンピース」「NARUTO -ナルト-」「BLEACH」などジャンプ系を買い揃えてるんです。妹も母も漫画が好きで、実家に帰った時はみんなで読んでます。

---今後の夢や展望を教えていただけますか?

溝根:まずは仙台フィルはとても良い方向に向いてると思うので、その推進力を落とさずにさらに盛り上げていきたいなと思います。すごく雰囲気がいいしみんな前向きですからね。
個人的には、自分のスキルもどんどん磨きつつ、今年度から宮城学院の講師にもなったのでレッスンの方でも自分の磨いたスキルをいかに伝えていくか?ということが課題です。

---どうもありがとうございました。溝根さんのパワーが伝わってきてこちらも元気になれました。これからもますますのご活躍を応援しております。




溝根伸吾 プロフィール:
東京都出身。東京藝術大学卒業及び同大学院修士課程修了。2015年から2016年にかけてミュンヘン音楽演劇大学に留学。J. ヒンターホルツァー氏に師事。ナチュラルホルンも学ぶ。2015年1月、星陵フィルハーモニー管弦楽団(日比谷高校OB・OGオーケストラ)とR. グリエール作曲《ホルン協奏曲変ロ長調Op. 91》を共演。同年6月には、仙台フィルハーモニー管弦楽団とR. シューマン作曲《四本のホルンのための小協奏曲Op. 86》をソリストの一人として共演。2018年2月、「新進演奏家育成プロジェクト オーケストラ・シリーズ」にて仙台フィルとY. ボウエン作曲《ホルン協奏曲Op. 150》を共演。 ホルンを故・伊藤泰世、守山光三、阿部雅人、西條貴人、日高剛、伴野涼介の各氏に師事。声楽を萩原潤氏に師事。 大学院在学中にオーディションに合格し、2013年3月より仙台フィルハーモニー管弦楽団団員。 尚美ミュージックカレッジ専門学校及び宮城学院女子大学非常勤講師。日本ホルン協会理事(宮城)。

溝根伸吾 Twitter
https://twitter.com/mizone_s

仙台フィルハーモニー管弦楽団
https://www.sendaiphil.jp/


♪最新演奏会情報

ホルンが誘う魅惑の"領域" ZONE for HORN



2018年10月28日(日)
13:30 open 14:00 start
場所:仙台市市民活動サポートセンター 市民活動シアター
仙台市青葉区一番町四丁目1-3
http://sapo-sen.jp/use/roomrent/theater/

ホルン演奏とお話:溝根伸吾
ピアノ:菅原望

◆プログラム◆
W.A.モーツァルト:ホルン協奏曲第一番より第一楽章
※ナチュラルホルンによる演奏
河田理奈:委嘱新作
R.シュトラウス:アンダンテ
F.シュトラウス:主題と変奏


料金 一般2,000円 SPC会員1,000円 学生(高校生以下)500円


溝根伸吾 ホルン・ミニコンサート



日 時 2018年7月23日(月) 18時10分〜18時50分
場 所 宮城学院女子大学 音楽館ハンセン記念ホール
仙台市青葉区桜ケ丘9-1-1

http://www.mgu.ac.jp/~music/event/event2018/kyouin09.html

出演 
溝根伸吾(ホルン) 
大伏啓太(ピアノ)

◆プログラム◆
R.グリエール  小品 作品35より
        第6番  Romance
        第10番 Nocturne
        第11番 Intermezzo
E.ボザ  森にて 作品40
W.A.モーツァルト  ホルン協奏曲  第2番 変ホ長調 K.417

入場無料
主催 宮城学院女子大学学芸学部音楽科
お問い合わせ TEL/FAX 022-277-6130 (音楽科)

仙台フィルハーモニー管弦楽団 サマーフェスティバル2018 MOVIEセレクション!!
2018年7月28日(土)
午後3時開演(午後2時15分開場)
東京エレクトロンホール宮城

指揮:鈴木 織衛
ゲスト・ヴォーカル:大山 大輔
ナビゲーター:柴田 秀一

「スター・ウォーズ」より メインタイトル
「アナと雪の女王」より
「ニュー・シネマ・パラダイス」より
「他人の顔」より
「ファンタジア」より デュカス:魔法使いの弟子
「E.T.」より
「シンドラーのリスト」より
「オペラ座の怪人」より<ミュージック・オブ・ザ・ナイト>
「レ・ミゼラブル」より<スターズ>
「ハリー・ポッターと賢者の石」より

※ご予約・詳細はこちらでご確認お願いいたします。

仙台フィルハーモニー管弦楽団 コンサート情報(最新演奏会情報はこちらから!)
https://www.sendaiphil.jp/concerts/




(C)2009-2018 Cheer Up! Project All rights reserved.