名古屋発、現在じわじわと話題になっている5人組コンテンポラリージャズバンド「QUIN' KRANTZ」(クインクランツ)。この春、満を持してデビューアルバム『QUIN' KRANTZ』をリリース!このアルバムは全曲オリジナルで、リーダーの伊藤寛哲さん(gt)が作曲した。伊藤さんの紡ぎ出す音楽はメロディーの美しさ、聴く者に様々なイメージを呼び起こす豊かな曲調、実力派メンバー全員の聴かせどころもたっぷりあり、これからますます楽しみなバンドだ。今回はリーダーの伊藤さんに、このデビューアルバムのこと、メンバーのご紹介、そしてこのような音楽を作り出す背景などお伺いした。(2018年4月)


---QUIN' KRANTZ(クインクランツ)結成のいきさつや、このバンド名の由来を教えて下さい。

伊藤:もともとメンバーは同じで「伊藤寛哲クインテット」として活動をしていたのですが、レコーディングとCDリリースを機に何かバンド名を付けた方が後々バンドサウンドをイメージしやすく、またオリジナル曲を中心に演奏していく上で他のグループとの違いを明確にできるのではと思い『QUIN' KRANTZ』として結成しました。

由来は、始めのQUIN' の部分はQUINTET(5人組)の略式で、KRANTZはKRANTZ CAKEというチョコレートがマーブル状に入り交じったケーキの様子から、5人のサウンドが入り交じって個性的で強烈なサウンドになればいいなという思いで名付けました。

---メンバーとはどのように出会ったのでしょうか?また、伊藤さんから見て皆さんのお人柄や、メンバー全員揃うとどんな雰囲気になるか?など教えて頂けますか?

伊藤:元々僕が日本に帰ったときに、サックスを入れたバンドを結成したくてまず三輪一登さんに出会いました。とあるジャズクリニックのゲストライブで一緒に演奏して、すごく楽器が鳴っていて、ピッチが美しく、ハートフルな演奏をする人だなと思ったのが第一印象です。人柄もおおらかでハートフルです。
他のメンバーもそうですが、基本的にハートフルで音楽や演奏に対してもアツい何かを感じさせてくれる人とバンドがやりたいと考えていました。

ピアノの林祐市さんは『TRISPACE』というバンドで活動されていて、僕が留学する前からよくそのライブに行っていました。
帰国するときに林さんと何かできたらという思いがあってデュオでライブしませんか?と誘いました。そうしてライブをしたら、すごくサウンドの方向性とかフィーリングで合致する部分があって絶対ピアニストはこの人だなって感じでバンドに誘いました。
人柄は落ち着いていて冷静に色々な視点から意見をくれます。リーダーバンドの活動経験も豊富なので、クインクランツの活動方針を決めていく上でもたくさんの相談にのっていただいています。

ベースの出宮寛之さんは僕が帰国した時には既に名古屋で超売れっ子ベーシストでした。だからという訳ではないですが、凄まじく色気のあるクールなベースを弾くなっていうイメージでした。
関西人らしい、ユーモアのある人で演奏のみならずミュージシャンとしての歩み方とか人間的な部分でもアニキって感じです。
プライベートでも一緒に居酒屋で飲んだり、ご飯を食べたり仲良くしていただいています。

ドラムの大森ひろさんは、とあるジャムセッションでお会いしたのですが日本にはめずらしい白人系のサウンドがするドラマーだなと感じたのが第一印象です。
ダイナミクスやアーティキュレーションの幅の自由度が大きく、僕の曲を表現していく上でその幅があることがサウンドの強みになっていると思います。
バンドを活動していく中で、僕自身に迷いがあったり、思い切れずにいるときに背中を強く後押ししてくれる存在です。

5人でいる時はみんな自然体で自由な会話をしています。リラックスしたムードで無理のない距離感がバンドサウンドにも良い影響を与えていると思います。


---初のアルバムを作ることになったいきさつや制作期間について教えて頂けますか?
また、レコーディング中の印象的なエピソードがあればご披露頂きたいです。


伊藤:2016年9月に伊藤寛哲クインテットとして活動を始め、その時からオリジナル曲中心のセットリストにしていました。メンバーやお客さんからの反応や反響を踏まえて、何かCDとか形になるものはできないかと思いました。
また、名古屋のジャズミュージシャンとして世界に何かを発信していく上で、ライブだけでなくしっかりとした音源でバンドサウンドを届けるということが重要ではないかと考えていたのがレコーディングへのきっかけにもなっています。

作曲はメンバーと相談しながら、方向性に沿った上で幅ができるように試行を繰り返して創り上げました。その構想の部分も含めると期間は1年以上あったと思います。レコーディング自体は2日間でしたがそこに向けて色々と思考を巡らせている時間がとても貴重なことだったと今は感じています。

レコーディング中に仲間のミュージシャン達が差し入れを持って応援に来てくれました。長時間のレコーディングの中で疲弊して集中力が切れたりした時は、彼らと話したりするだけでもリフレッシュでき、また掛けてくれる応援の言葉がとても心強く感じられました。

---今回のアルバム収録曲の作曲は全て伊藤さん。
作曲方法はやはりギターを弾きながらされるのでしょうか?


伊藤:ギターを弾きながらが多いです。昔は少しでも浮かんだフレーズを楽譜におこしてそこからイメージを膨らまして作曲していましたが、最近はギター1本で完結させています。
その方が理論では説明できないハーモニーや流れが生まれてギタリストらしく且つ、斬新なサウンドになるのではと考えています。

---タイトルと曲はどちらが先に浮かぶのですか?

伊藤:曲が先に浮かぶことが多いです。曲を弾きながら、行ったことのあるオランダや、アメリカ、生まれ育った田舎の景色が目に浮かび、そのときに感じた思い等をタイトルにすることが多いです。
あとは何か自分のなかで大きなイベントが始まったり、終わったりしたときに気持ちが変化して曲のイメージが浮かぶことがあります。

---このアルバムで時間のかかった曲は?

伊藤:「My Song, Our Song」 です。
そもそも長い曲だからということもありますが構成、複雑なベースラインやゲストにボイス(中垣あかね さん)を入れてサウンドに変化と幅をもたせたりシンプルでありながらも深みのある曲にしたかった為、制作に時間がかかりました。聴き込むごとに味わい深くなる曲だと思っています。

---アルバム全体を通して聴いて、メンバー皆さんの聴かせどころ満載で、メロディーが美しく、聴く者にイメージが拡がるのを委ねているように感じました。
今後の活動で、ほかのメンバーにも作曲してほしいなと考えていらっしゃいますか?


伊藤:そうですね。ギタリストのアルバムだからギターが前面にでるということはなくバンド全体で、メンバーそれぞれが引き立つようなサウンドになっていると思います。コンテンポラリージャズと聞くとなんだか難しく感じる方もいらっしゃるかもしれませんが、深く考えずに僕らのサウンドに身を委ねていただければ、自然と1曲1曲を楽しんでいただけると思います。

メンバーがこのバンドを通して何か伝えたいものがあると考えているならば、ぜひ作曲していただいてそれをリハしてライブのセットリストにも組み込んでいきたいです。そうした方が、違うアプローチでより幅広く深いサウンドになれる気がします。

---今回のアルバムでギターの使い分けはどのようにされていましたか?

伊藤:使用したギターは一本です。ですが、エフェクターという音を変える機械を要所で使っています。基本的にアコースティックなサウンドを目指していますが、曲の持っている流れがエレクトリックに向いているなと感じたら躊躇せずにエレクトリックなサウンドに一時的に変化させたりしています。


---ここからはアルバム収録曲について、ピックアップしてお伺いします。
◆ Origins
---美しい中に寂しげで切ない印象を受けました。この曲を1stアルバムの最初にもってきたのは?

伊藤:『Origins』はPV動画にもしている曲ですが、『起源』の意味の通りこのバンドの始まり、アルバムの始まりをイメージして作りました。決して長くはない曲の中で、様々な変化がありメンバーそれぞれにスポットがあたり、このバンドのサウンドの元になれるような曲です。

◆ The Quintet
---アップテンポでアンサンブルワークが絶妙!このバンドのエッセンスが詰まっているように感じます。

伊藤:『The Quintet』はこのバンドのイントロダクションのような曲として書きました。聴きやすくテンポ間のあるジャズらしい曲ではありますが、僕の本意としてはこの曲をきっかけに他の曲を聴いていただいて、このバンドのサウンドに触れてほしいと思っています。

◆ May
---アップテンポでリズムが心地良く、リスナーが自由にストーリーを感じるのではないかと感じました。伊藤さんがどのようなイメージで作った曲か知りたいです。

伊藤:『May』 はテーマの構成に加えソロもサックス、ギター、ピアノからドラムに至まで展開が変わっていくのを意識してメンバーで創り上げました。ストーリーを感じていただけたのはとても嬉しいです。5月は僕の個人的に気に入っている季節なのですが、日本のというよりはアメリカのボストンにいたときにその良さを感じました。日本よりもうんと寒い気候なのでその長い冬が明けて、温かくなり木の葉も青く、エネルギーに満ちあふれた季節というイメージで書きました。

◆ Intro for Passion & Zeal
◆ Passion & Zeal
---この2曲は、イントロが別になっているのですね。どういう経緯なのですか?

伊藤:『Passion & Zeal』は実は過去にも別のバンドで録音したことある曲でその時も今のようにIntro と 本編に分けていました。
パッションは情熱、ジールは熱意という意味で、プロの演奏家としてとても大事な要素だと思っています。似ている意味ではあると思うのですが、熱意は活動を続けていく上でのモチベーション、情熱は演奏する時の源になっていると思います。そしてその二つを沸々と心の奥からわき上がらせるものとして表現したかったため、あえてイントロを付けて二つの曲にしています。

◆ My song, Our song
---あったかくて、しみじみ音楽はいいなあと思わされるアルバム最後の曲。
スローな曲もアップテンポの曲も美しさが根底にあり、聴くたびに自分の心の状態によって違った感情を呼び起こさせるところが伊藤さんの作る曲の凄さだと感じました。


伊藤:『My song , Our song』 はジャズという概念にとらわれず、シンプルなメロディーラインの中でこの曲に浸れる時間を提示できたと思っています。ゆっくりと長い曲の中で僕たちと聴いている人達が音楽を通して一つなっていけるという思いを込めました。それがこのアルバムの提示したい最終的なメッセージです。


---ここからは伊藤さんご自身のことについてお伺いします。
子供の頃から音楽好きでしたか?


伊藤:小学生3年生のときにモーニング娘のCDを親に買ってもらって、確かMemoryって曲だった気がします(笑)。それからは音楽にすごくハマりました。

---学生時代はどんな音楽を聴いていらっしゃいましたか?

伊藤:ロックバンドが多かったです。特にグランジロックや、ハードロック、パンクロックが好きでした。あとは全然ジャンル変わりますが、小室哲哉さんの曲。

---作曲はいつごろから始められましたか?

伊藤:高校生の時です。ロックバンドをやっていてギターもそのとき始めました。

---影響を受けたアーティストや音楽ジャンルは?

伊藤:グランジロック、オルタナティブロック。ニルヴァーナやマッドハニー、アリスインチェインズ。全部コアなバンドですね(笑)。
ジャズでは、ジェシ・ヴァン・ルーラー、ジュリアン・レイジ、ラーゲ・ルンド、ブライアンブレイド・フェローシップ、ヨーロピアンジャズトリオ。
小学校のころピアノを習っていたので気付かぬうちにクラシックの影響も受けていると思います。

---お好きな本や映画について教えて頂けますか?

伊藤:ミュージシャンの伝記本が好きです。カート・コバーンの伝記本は分厚いのを何冊も持っていました。

映画『グリーンマイル』は何度も観ましたね。素晴らしいの一言に尽きる映画です。
『もののけ姫』は内容も音楽も大好きです。

---自由な時間ができた時はどんなことをされていますか?

伊藤:正直ここ最近は中々自由な時間がありませんが、映画や動画を観たり、友人と会って食事をしたり飲みにいったりすることが多いです。

---このWEBマガジンの恒例企画なのですが、伊藤さんにとってのCheer Up!ミュージックを教えて頂けますか?

Pat Metheny and The Metropole Orchestra (2003) ~ First Circle



伊藤:YouTubeにもアップされていますが、最高の演奏です。バンドの一体感、躍動感、沸き上がる感情。自然と元気がでる一曲です。

---最近ますます名古屋のジャズシーンが熱いなぁ!と感じているのですが、名古屋のジャズシーンに寄せるお気持ちや、名古屋のジャズシーンが現在どのような感じか、伊藤さんからご紹介頂けますか?

伊藤:名古屋は今活動されているベテランの方々や、さらにその上の世代の方達のおかげで若い世代のジャズミュージシャンも十分に音楽活動できる土壌があります。
僕のように海外の音楽留学経験を持つミュージシャンも多く、またそうでなくとも研究熱心で技術力の高いミュージシャンが沢山いて、濃いシーンが存在しています。

僕がジャズを聴き始めた頃から名古屋はビバップ、ハードバップのようなオーソドックスなジャズを演奏している雰囲気がありましたが、現在はそれに加えより現代的なサウンドを目指すミュージシャンも増えてきています。
日本において東京がシーンの発信の中心になっていると思いますが、今はインターネットを通してどこからでも発信できる時代です。名古屋のみならず全国各地で精力的に活動しているバンドがいて、それが相互に関係をもてるようになればジャズシーン全体が盛り上がるのではないかと考えています。そして名古屋では僕たちがその架け橋のようなバンドになれればと思っています。


---QUIN' KRANTZに関して、今後の展望や夢を教えて頂けますか?
また伊藤さん個人の夢もお伺いできますか?


伊藤:今後はとにかく、なるべく多くの人にこのバンドを知ってもらいたいです。4月の中旬に関東方面をツアーして、夏には関西方面を視野にいれています。ライブ、イベント等にも精力的に出演を果たしながら直接ライブサウンドに触れてもらいたいです。あとできるだけCDもたくさんの方に手にとっていただきたいですね。

個人的な夢としては、このバンドが海外でも活動できるチャンスがあれば最高ですね。海外用にも発信できるようにしていくつもりですが、ボーダーレスで自分のバンドで活動していけたらミュージシャンとして本望です。

---どうもありがとうございました。QUIN' KRANTZがますます盛り上がるよう、Cheer Up!でも応援していきます!




『QUIN' KRANTZ』QUIN' KRANTZ

01. Origins
02. The Quintet
03. Leiden
04. Petrichor
05. May
06. Intro for Passion & Zeal
07. Passion & Zeal
08. Toe the line
09. My song, Our song

All Compositions by Hirosato Ito

発売日:2018/04/15
規格品番:KRT-001
レーベル:KRT Records







QUIN' KRANTZ


◆QUIN' KRANTZ
2016年9月よりリーダー伊藤がHirosato Ito quintetとして始動させたバンドを1年の活動を経て2017年11月レコーディングを機会に「Quin' Krantz(クインクランツ)」として改名。名古屋を活動拠点とするメンバーのみで構成された、サックス、ギター、ピアノ、ベース、ドラムによる5人組みインストメンタルジャズバンド。楽曲はリーダー伊藤による全曲オリジナル。リリカルなメロディー、繊細で且つ情熱的なコンテンポラリージャズサウンド。シンプルでストレートな曲もあれば1つの曲の中にいくつもの構成が組み込まれている曲や、ゲストにvoiceを入れてより現代的なジャズサウンドに挑戦した曲など様々な発想で作られた楽曲が特徴。

QUIN' KRANTZ Official Web Site
https://quinkrantz.com/

QUIN' KRANTZ Facebookページ
https://www.facebook.com/quinkrantz/


◆メンバープロフィール

伊藤寛哲

GUITAR/COMPOSER : 伊藤寛哲(いとうひろさと)

1990年生まれ。愛知県弥富市出身。ギターリスト、コンポーザー。2009年、甲陽音楽学院に入学。Berklee international scholarship、Berklee Asia scholarship を取得し、2013年バークリー音楽大学に入学。Jon Damian 、John Willkins、Bret Willmotに師事。自身のバンドやサイドマンとして多数のレコーディングに参加し、ボストンのレストランやバー等で演奏。2014年、オランダ(アムステルダム)に留学。Martijn van iterson、Jesse van ruller に師事。2015年5月、帰国。2018年1月より自身のオリジナル曲のみでライブを構成したバンド「QUIN’ KRANTZ」を始動。名古屋、東海地方を中心に活動中。

伊藤寛哲 Official Web Site
http://hirosato.ciao.jp/

伊藤寛哲 Twitter
https://twitter.com/hirosatoito

三輪一登

SAX : 三輪一登(みわかずと)

名古屋市出身。2008年に名古屋芸術大学器楽科弦管打コース卒業。同大学主催、卒業演奏会に出演。また、ヤマハ主催管楽器新人演奏会に出演。2010年には初のリサイタル~Jazzsicc~を行いその後単身本場ニューヨーク、マンハッタンでジャズセッションの修行をする。2011年にはTheONEのメンバーとして1stアルバムをリリース。高校在学中にソロコンテストにて東海大会金賞受賞、YAMAHA管カラ全国大会にてグッドフォーマンス賞受賞。大学在学中に東海ビックバンドジャズコンテストにて最優秀ソリスト賞受賞。クラシックサックスを三日月孝氏、雲井雅人氏の各氏に師事。ジャズサックスを野々田万照氏、ケニー・ギャレット氏の各氏に師事。現在はサックス奏者、作・編曲家。吹奏楽指導やコンテスト審査員なども務める。

三輪一登のサックス部屋(ブログ)
https://ameblo.jp/kazutrain18

三輪一登 Twitter
https://twitter.com/kazutrain18

林祐市

PIANO : 林祐市(はやしゆういち)

5歳からピアノを始め、クラシックを学んだ後、15歳でロックに興味を持ち作曲を始める。大学でビッグバンドに所属しジャズに傾倒するようになり、卒業後、本格的に音楽活動を開始。以後、様々なライブやレコーディングに参加する。2008年に、自身のオリジナル曲のみを演奏するピアノトリオ「TRISPACE」を結成し、これまでにスウェーデン録音を含む3枚のアルバムをリリース。ヨーロッパツアーを成功させる等、国内外を問わず活動を拡げている。透明感のある美しい音色には定評があり、繊細でありながら時に大胆な演奏で聴く者を魅了する。名古屋芸術大学非常勤講師。

林祐市 オフィシャルサイト
http://yuichihayashi.com/

林祐市 Facebookページ
https://www.facebook.com/yuichihayashi.piano/

林祐市 Twitter
https://twitter.com/yuichihayashi

出宮寛之

BASS : 出宮寛之(でみやひろゆき)

1985年神戸市生まれ。13歳からエレキベースを始め、19歳の時ウッドベースに転向する。大阪音楽大学JAZZ科卒業。在学中は木村知之氏に師事。20歳より本格的にジャズベーシストとしての活動を日本全国を初め海外では韓国、スペイン、またTVなどでも出演を果たす。2012年に金沢ジャズコンペティションで優勝、またピアノ宮川純ともにLinks Jazz Trioを結成し、全国ツアーも行っている。

Jazz Bassist 出宮寛之(ブログ)
https://ameblo.jp/jazzdemi

大森ひろ

DRUMS : 大森ひろ(おおもりひろ)

愛知県出身。10歳でドラムを始め、父親の影響でビックバンドを始める。様々なロックバンドを経て20歳で本格的に音楽を学びたいと思い、甲陽音楽学院名古屋校入学。2006年奨学金を経てバークリー音楽大学に留学。在学中は自分のスタイルを追求し続け、卒業後NYに活動拠点をおく。ジャズドラマーAri Hoenigに師事する。2010年2月帰国。現在東海地区を中心に活動を行う。またドラム講師として後進の指導に当たる等精力的に活動中。

ジャズドラマー 大森ひろ のブログ
https://ameblo.jp/hiro-omori

♪最新Liveインフォーメーション

「QUIN' KRANTZ」1st ALBUM Release Tour

2018/4/18(水) 渋谷 JZ Brat
2018/4/19(木) 浜松 Analog
2018/4/21(土) 名古屋 Star Eyes
2018/5/27(日) 名古屋 サックスフェスタ
2018/6/10(日) 栄 jazz innLovely

関西方面ツアー
2018/8/29(水) 広島Lush Life
2018/8/30(木)調整中
2018/8/31(金) 大阪Mister. Kelly's





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