■綿内克幸(Katsuyuki Watauchi)


綿内克幸さんがデビューしたのは1994年。世の中が“渋谷系”の音楽で溢れていた頃。深夜のTVCMから、FMのラジオから幾度となく流れるその声に、あっという間に心が奪われた。 自身が紡ぐ歌詞やメロディはもちろんのこと、曲によって表情を変える声がなによりも魅力的。デビュー曲の「恋の5000マイル」しか知らないわ、なんて思ったあなたは、すごくもったいない!来年デビュー20周年を迎える綿内さんの、艶と暖かみを増した歌を、この冬は是非聴いて貰いたいです!(text:Akiko Ito)



最新作から「メロウボクサー」弾き語り





最新作&今回のツアーから「遠い渚」





昨年のライヴから綿内組ダイジェスト





前作から「アクアラング」







ニューアルバム『BOYS DON'T CRY』KATSUYUKI WATAUCHI and HIS BAND

01.Better Day
02.Beautiful Life
03.ヒカリノオンナ
04.サマ―レイン
05.メロウボクサー
06.Like a Father, Like The Son
07.旅のうた
08.メッセージ
09.遠い渚
10.AMERICA
11.BOYS DON'T CRY

mood records
mood 017
2013.10.18
¥2,500(tax in)

傑作アルバム「GOOD DAY SUNSET」から三年。その間、着実にライブを重ねメンバーと創り上げた新曲9曲と、新たにアレンジを加えた2曲を収録した全11曲。1曲目「Better Day」から、3曲目「ヒカリノオンナ」まではアッパーで疾走感あふれるナンバー。覚えやすいメロディで、一度聞いたら忘れられません!しみじみと歌詞に思いを巡らせる「Like a Father, Like The Son」や、ほっと一休み!的な「旅のうた」。綿内組的バンカラ風、という「メッセージ」で盛り上がった後は、長らく歌い続けられ、ファンの間では入水自殺しそうな…といわれている「遠い渚」。淡々と歌われる「AMERICA」に込められた心情に思いをはせ、しんみりしたり。相変わらず緩急に飛んだ曲達に心を揺さぶられたまま、クライマックスはタイトル曲「『BOYS DON'T CRY』」で、もうひと盛り上がり! 本当に、たくさんの人に聞いて貰いたいアルバムです!



"Cheer Up!"読者へのメッセージ

約20年前、ペンギンを抱いてデビューした当時は、本当に仙台にはお世話になって、ライヴ、ラジオで何度もお邪魔しました。イベントをすれば、当時僕がよく着ていたフレッド・ペリーのポロシャツを同じように着てきてくれる子が何人もいたり、素敵な思い出ばかりです。 今もあの頃と変わらず「ギター1本でもいい曲」を作り続けていて、今回新作を持って仙台にお邪魔します。変わらずというか、歳を重ねた分、歌も曲も今がいいです!多くがママやパパになっているであろうあの頃の少年少女達も、クローゼットからフレッド・ペリーを引っ張り出して、是非会場に足を運んで下さい。CDも是非。(綿内克幸)



最新Live情報

現在、ニューアルバム発売に伴い、2月まで全国ツアー中です。

2013年 10月18日(金)東京 【会場】 赤坂グラフィティ
10月19日(土)長野 【会場】 LIVE★studioカフェbeans
11月 9日(土)大阪 【会場】 CLUB MERCURY 【共演】 FANSNIK
11月10日(日)福岡(小倉) 【会場】 FUSE 【共演】 FANSNIK 【SUPPORT】 Drunk!
12月14日(土)福島 郡山 【会場】 フォーク酒場6575
12月15日(日)仙台 【会場】 唄屋
2014年 1月25日(土)長野 【会場】 長野Live Cafe Beans (追加公演)
1月26日(日)名古屋 【会場】 ヴァレンタイン・ドライヴ *名古屋のみ綿内、安倍、堀内のスペシャル編成!
2月22日(土)札幌 【会場】 札幌フライアーパーク 【共演】松崎真人

〜イベント出演〜
11月15日(金)東京 【会場】 高円寺JIROKICHI *綿内単独
12月28日(土)東京 【会場】 品川小山AGAIN(Beach Boysイベント) *綿内組




綿内さんから、この季節におすすめのアルバムのご紹介

マーヴィン・ゲイ&タミー・テレル/UNITED(1967)



20年前もよく紹介した、モータウン黄金期の宝石箱のようなデュエットアルバムの最高峰。年中OKな作品ですが、今ユニバーサルのモータウン1000円シリーズで買いやすくなってるので秋冬に是非。


グラハム・ナッシュ/Wild Tales(1973)



クロスビー、スティルス&ナッシュのグラハム・ナッシュのソロ。ポール・マッカートニーの名作「ラム」は夏に聴きたくなるけどこちらは秋冬。米国に渡って吸収したちょっと土の匂いのするサウンドと英国人らしいメロディが合わさっていい味。


トラヴィス/The Man Who(1999)



ジャケ写そのままです。スコットランド出身の叙情派4人組の出世作。この景色に似合う美しいメロディが満載。東北にも似合う。





綿内克幸プロフィール:
ムーンライダーズ鈴木慶一・博文主宰の「メトロトロン」からwebbとして小池雄治とインディーズリリース後、 1994年ビクターより「恋の5000マイル」でソロメジャーデビュー。プロデューサーにはフリッパーズ・ギターを手掛けたサロン・ミュージックやチューリップの財津和夫、ライヴではザ・コレクターズやカーネーションのメンバーを迎える。これまで6枚のアルバム、8枚のシングルをリリース。現在も辣腕バンド「綿内組」と共に、東京や出身地の長野でコンスタントにライブを展開。現在はBOYS DON'T CRY tour 2013-2014で全国ツアー中。代表曲に「見上げる空にRAINBOW」(日本馬主協会CM)などがある。60年代ポップスや英国ロックに影響を受けた美メロを紡ぐ、珠玉のポップメイカー。

◎オフィシャルサイト
http://watauchi.main.jp/
◎フェイスブック
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◎ツイッター
https://twitter.com/KatsWatauchi




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