♪コスガツヨシ インタビュー

---今回のアルバムでは「Moon Strut」をコスガさんが作曲なさったとのこと。
リラックスして聴ける楽しい曲ですね。ちょっと懐かしい雰囲気も感じました。
ギターのカッティングが心地良かったり、ベースが聴きどころたっぷりだったり、ユニゾンで奏でられるテーマがインパクトあったり。Selim Slive Elementzのサウンドに新しい風を感じました。


コスガ:今回は曲作りと言っても僕の持って行った幾つかのパート(テーマのライン、モチーフにしたいグルーヴ、イメージetc..)をスタジオ皆んなで作り上げて行ったという感じなので、然程僕が作曲した!って感じはしてはいないのですが。
SSEで一曲作ってくれないかと提案してくださった時は、色んなイメージが湧いてきて一曲には纏められないな、といった感じやったんですが。バンドってのはやっぱり人と人の集合体で、特にSSEでは個性と個性の集合体って感じが僕の中ではめちゃめちゃあって、それぞれのアンサンブルを僕がコントロールして作る事よりもスタジオで音を出しながら構築して行った方がメンバー其々の自由度も、楽曲の完成度を求めるよりも良いものに近づけるのかなと。

実際もっと演奏の数を重ねてゆけばどんどん違うもの(と同時に僕の理想)へと、進化していけるのは確実なんですが、もう二度と演奏出来ないであろうこの状態を光栄にもレコーディング出来て嬉しく思ってます。


---コスガさんはふだんどのように作曲なさっているのですか?

コスガ:普段自分のバンドで曲を作る時は主にセッションから良い所を抜いて構築していくのが主流で、後はアレンジや構成を頑張って仕上げるといった形が殆どかと、自分自身で作る時は、世に出す機会もないので永遠に終わらない感じもあります。


---1stアルバムリリースが2017年8月。それから2年。今までを振り返ってみて、現在どのようなお気持ちですか?

コスガ:ファーストの録音をリリースした頃からもう2年も経つんですね。バンドメンバー其々が忙しい中始まったこのバンドでの自分なりの立ち位置や役割みたいなものが徐々に自分でも解って来た実感はめちゃめちゃありますが、まだまだこのグループがどの様に発展して、どんな音世界を彩ってゆくのかは楽しみでしようがないです♪

---どうもありがとうございました!今後のSSEの演奏も楽しみにしております。





◆コスガツヨシ プロフィール:

cro-magnonのベース、ギター、マシーン担当としてだけでなく、Marter、LoopJunktion、Coffee & Cigaretts Band、Ronin Orchestra,などの他プロジェクトへの参加、MIX CDのリリースなど多岐にわたり活躍する。2019年3月9日にはcro-magnon 6枚目のオリジナルアルバムをリリース。


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